JFrog、ソフトウェアサプライチェーンセキュリティ分野初のGartner® Magic Quadrant™で「リーダー」に位置付け
PRESS RELEASE, 2026年 6月 23日
「実行能力」で最高評価を獲得したJFrog — アーティファクトとAI資産の保護には、統合された包括的なソフトウェアサプライチェーン基盤が不可欠であることを示す結果に
米国カリフォルニア州サニーベール – 2026年6月22日 – JFrog Software Supply Chain Platformを提供するJFrog Ltd.(Nasdaq: FROG)は本日、Gartner®が初めて発行した「Magic Quadrant™ for Software Supply Chain Security」において、「リーダー」に位置付けられたことを発表しました。
またJFrogは、評価対象となったベンダーの中で「実行能力(Ability to Execute)」において最も高く位置付けられました。
Gartnerがソフトウェアサプライチェーンセキュリティ分野でMagic Quadrantを発行するのは、今回が初めてです。レポート全文の無料版はこちらからご覧いただけます。
JFrogのCEOであるShlomi Ben Haim(シュロミ・ベン・ハイム)は、次のように述べています。
「ソフトウェアエンジニアリングは、ソフトウェアサプライチェーンエンジニアリングへと進化しています。開発者やセキュリティチームには、単にソフトウェアを構築するだけでなく、人間とAIエージェントが共存する環境において、信頼できるソフトウェアを提供するという責任が求められています。これは一時的なトレンドではなく、構造的な変化です。
AI時代の到来により、ソフトウェア開発は組織が監査できるスピードを上回る勢いで加速しています。企業は、これまで以上に多様なソースから大量のコードを利用・提供しており、自律的なソフトウェアフローへの要求も高まっています。その結果、バイナリや脆弱性が急増し、ソフトウェアサプライチェーンは主要な攻撃対象となっています。
Gartnerにとって本カテゴリ初のMagic Quadrantですが、JFrogは長年にわたりこの市場を築いてきました。私たちは早い段階から、信頼を伴わないスピードはリスクになると考えてきました。企業に必要なのは、セキュリティ、ガバナンス、開発スピードを一体として機能させ、ソフトウェアフローを自動化する包括的なプラットフォームです。それこそがJFrogが構築してきたものです。」
ソフトウェアサプライチェーンにおけるAIガバナンスギャップの解消
Gartnerは、現在攻撃者側が優位に立っている4つの重要なセキュリティ脅威の1つとして、ソフトウェアサプライチェーン攻撃を挙げています。
現在の脅威は、単にコード量の増加だけに起因するものではありません。新たな脆弱性への対応を迫られるスピード、いわゆる「CVE Blitz」が大きな課題となっており、AIの普及によってこのリスクはさらに加速しています。
JFrogの「2026年版 ソフトウェアサプライチェーンセキュリティの現状」レポートでは、以下の傾向が明らかになっています。
攻撃対象の拡大
攻撃者は、完成したアプリケーションだけでなく、AIモデル、エージェント型ツール、開発者ワークフローなども積極的に標的にしています。
AIガバナンスの課題
多くの企業では、依然として信頼できないリポジトリからAIモデルを調達しており、既存の管理手法では十分に対応できないガバナンスギャップが生じています。
悪性パッケージの増加
検出された悪性パッケージは過去最高となる17万7,000件に達しました。
npmにおける脅威の急増
悪性npmパッケージは前年比451%増加しました。
これらの結果は、ソフトウェアサプライチェーンを取り巻く環境が大きく変化していることを示しています。完成したコードをスキャンすることは引き続き重要ですが、それだけでは十分ではありません。
AIを含むすべてのアーティファクトに対して、ソフトウェアサプライチェーンのあらゆる段階にセキュリティを組み込む必要があります。
AI時代における信頼できるソフトウェア提供には、構造的な取り組みが必要
JFrogは、本レポートにおいて、ソフトウェアサプライチェーンセキュリティに対する差別化されたアプローチが評価されました。
JFrogは、信頼、ガバナンス、セキュリティをソフトウェアデリバリープロセスに直接組み込んでいます。断片化したエコシステムに新たなポイントソリューションを追加するのではなく、JFrog Software Supply Chain Platformは、ソフトウェア構成分析(SCA)、OSSライセンスコンプライアンス、サードパーティガバナンス、継続的な脅威インテリジェンス、エンドツーエンドのSBOMライフサイクル管理、サードパーティのレピュテーション分析、バイナリアーティファクト管理を統合します。
これにより、企業はソフトウェアおよびAI資産のライフサイクル全体を保護できます。
JFrog Platformは、SaaS、オンプレミス、ハイブリッド環境のいずれでも利用可能です。開発スピードやイノベーションを損なうことなく、セキュリティとコンプライアンスを実現する必要がある企業の実運用を考慮して設計されています。
Gartnerの評価において注目されたJFrog Platformのイノベーション
JFrog Curation
JFrog Curationは、悪性パッケージ、脆弱性を含む依存関係、ポリシーに準拠しないオープンソースコンポーネントが、ソフトウェア環境に入り込む前にリスクを特定し、ブロックします。
また、開発者を事前に検証されたパッケージバージョンへ誘導することで、問題のある依存関係が組織全体のリスクになる前に対処できます。
DORAをはじめとする規制強化が進む中、ソフトウェアサプライチェーンに何が取り込まれているかを把握し、管理できていることを示す重要性も高まっています。
JFrog AI Catalog and MCP Server
JFrog AI Catalog and MCP Serverは、企業環境に取り込まれるAIモデルやエージェントスキルを可視化し、管理するための仕組みを提供します。
AI生成コードやエージェントベースの開発が加速する中、多くの企業では、どのAIモデルやエージェントスキルが利用されているのかを十分に把握できていません。
JFrog AI Catalog and MCP Serverは、企業がすでにJFrogで適用しているセキュリティ基準や信頼の仕組みを、AIモデルやエージェントスキルにも拡張します。
JFrog AppTrust
JFrog AppTrustは、ソフトウェアサプライチェーン全体にわたり、改ざん不可能なエビデンスと自動ポリシーゲートを提供します。
セキュリティチームやコンプライアンスチームには、ポリシーが文書化されているだけでなく、実際に適用されていることを証明することが求められています。
JFrog AppTrustは、手動承認や分断された証跡への依存を減らし、継続的にポリシーが適用されていることを証明できるよう支援します。
SBOMエビデンスの強化
JFrog Xrayは、SBOMを生成・管理するだけでなく、脆弱性の評価結果やリスク判断を含むエビデンスの管理を支援します。
顧客、監査人、規制当局からは、企業がどのソフトウェアを使用しているかを把握するだけでなく、既知の脆弱性が評価されていること、リスク判断が記録されていること、重要な問題が見過ごされていないことを示すことが求められています。
CycloneDXおよびSPDX 3.0に準拠したVEXサポートを含む拡張SBOMエビデンス機能により、企業はこうした情報を検証可能な形で提示できます。
これらの機能により、企業は複雑化・分散化するソフトウェアサプライチェーンにおいて、AI時代に求められるセキュリティ、コンプライアンス、開発スピードを両立できます。
Gartner Magic Quadrant for Software Supply Chain Securityの全文は、こちらからご覧いただけます。
JFrogのソフトウェアサプライチェーンセキュリティに関するビジョンとアプローチの詳細については、こちらのブログをご覧ください。
Gartnerに関する注記
Gartner Magic Quadrant for Software Supply Chain Security, By Aaron Lord, Johnny Walters, Jason Gross, 17 June 2026 – ID G00843814.
GartnerおよびMagic Quadrantは、Gartner, Inc.および/またはその関連会社の商標です。
Gartnerは、その調査出版物に掲載されている企業、ベンダー、製品、サービスを推奨するものではなく、また、最高評価やその他の指定を受けたベンダーのみを選択するようテクノロジーユーザーに助言するものでもありません。Gartnerの調査出版物は、Gartnerのビジネスおよびテクノロジーインサイト部門の見解を示すものであり、事実を表明するものとして解釈されるべきではありません。Gartnerは、本調査に関して、商品性または特定目的への適合性を含む、明示または黙示を問わず、いかなる保証も行いません。
本図は、Gartner, Inc.がより大きな調査文書の一部として公開したものであり、文書全体の文脈の中で評価される必要があります。Gartnerの文書は、JFrogからリクエストに応じて提供されます。
JFrogについて
JFrog Ltd.(Nasdaq: FROG)は、統合されたDevOps、DevSecOps、DevGovOps、MLOpsプラットフォームを提供し、開発から本番環境まで、ソフトウェアを摩擦なく提供できる世界の実現を目指しています。
「Liquid Software」のビジョンに基づくJFrog Platformは、企業が安全なソフトウェアを迅速かつ大規模に構築、管理、配布するためのソフトウェアサプライチェーンのSystem of Recordとして設計されています。
包括的なセキュリティ機能により、脅威や脆弱性の特定、防御、修復を支援します。また、ユニバーサル、ハイブリッド、マルチクラウド対応のJFrog Platformは、主要クラウドサービスプロバイダー上のSaaSサービス、およびセルフホステッド環境の双方で利用できます。
世界中の数百万人のユーザーと約6,600の組織がJFrogのソリューションを利用しており、その中にはFortune 100企業の過半数が含まれます。
詳細はJFrog公式サイトをご覧ください。
お問い合わせ先
メディアに関するお問い合わせ
Siobhan Lyons
Director, Global Communications
siobhanL@jfrog.com
投資家に関するお問い合わせ
Jeff Schreiner
VP of Investor Relations
jeffS@jfrog.com
