DevOpsをAWSとAzure上の政府機関向けクラウドへ
JFrogではソフトウェアメーカーがコンプライアンスに準拠することを支援するのが重要な課題となっています。そのため、銀行、金融、製造、小売など規制の厳しい業界の多くがDevOpsの弊社のお客様となっています。
この度、JFrog DevOps PlatformのソリューションであるJFrog ArtifactoryとJFrog XrayがAWS GovCloud (US)とAzure Governmentのクラウドを使用しているお客様向けに、ネイティブのデプロイメントテンプレートで利用できるようになりました。これを発表できることを嬉しく思います。
政府機関向けガバナンス
AWSとAzureといったクラウド環境はITAR、FedRAMP DFARS、DoD(SRG)インパクトレベルなどの厳しい規制要件を政府機関や請負業者などが遵守するためのコンピューティングインフラを提供しています。また、暗号化と鍵の管理によって機密性の高い未分類のデータファイルを保護することで、セキュリティコンプライアンスを確保し、監査・監視機能も備えています。
JFrog Platformの特徴
エンタープライズDevOps、特に米国政府や規制された環境のためのDevOpsにはこれらの厳しい組織のスケール、セキュリティ、コンプライアンス、管理の要件をサポートするソリューションが必要です。
JFrog Artifactoryは普遍的なソフトウェアパッケージ管理とコンテナレジストリソリューションであり、JFrog Xrayはオープンソースのセキュリティ脆弱性とライセンススキャンのための継続的なセキュリティとコンプライアンス管理を提供します。JFrog ArtifactoryとJFrog XrayはいずれもJFrog DevOps Platformの一部です。
ArtifactoryとXrayは共に、企業のDevSecOpsの取り組みや大規模で継続的なソフトウェア配信のバックボーンとなっています。AWSおよびAzureというセキュア・ガバメント・クラウドでの利用が可能になったことで、さらに多くの組織がLiquid Softwareの未来に向かって進むことができます。つまり、ソフトウェアのアップデートが、遅延、ダウンタイム、セキュリティリスクなしに、開発者からあらゆるデバイスにシームレスかつ安全に流れるようになるということです。
始め方
これらのセルフホスト型製品はBYOLインストールのためにJFrog Enterpriseのサブスクリプションライセンスを必要とします。導入後、お客様はJFrogのEnterpriseサブスクリプションのライセンスキーを提供し、Enterpriseグレードの機能を活用することができます。
JFrog ArtifactoryとJFrog Xrayを政府系クラウドに導入するには以下の方法があります。
AWS GovCloud
AWS GovCloudをご利用のお客様はAWS Marketplaceを利用してUS EastおよびUS WestリージョンにJFrogのソリューションを迅速に導入することができます。
Azure Government
Azure Governmentのお客様はAzure MarketplaceからJFrog ArtifactoryとJFrog XrayをAzure Governmentの3つのリージョン(アリゾナ州、バージニア州、テキサス州)のいずれかに導入することができます。
数ある選択肢
JFrog DevOps Platformはハイブリッドクラウドとマルチクラウドの両方のインフラストラクチャを必要な規模でサポートすることができる、クラウドに完全対応した統合ソリューションです。
JFrog DevOps Platformはお客様がオンプレミスやクラウドサービスにインストールできるセルフホスト(BYOL)ソリューションとして、あるいはすべてのパブリッククラウド上で提供されるSaaSサブスクリプションとして提供されます。JFrogはすでに大規模なソフトウェア配信のためのプラットフォーム機能を網羅したソリューションをAWS、Azure、GCP、プライベートインスタンスを含む18のクラウド・リージョンで提供しています。
今回、これらの政府系クラウドにBYOLと簡単なデプロイメントが追加されたことで、大規模な組織は厳しく規制されたセキュアな業務に必要なデプロイメントオプションを得ることができます。
JFrogはお客様が必要とする場所で、今まで以上にお客様のDevOpsの成功をサポートします。