JFrogがswampUP 2019で発表した新しいDevOpsの世界
6月17日から19日(米国時間)にかけて、JFrogはユーザカンファレンスをサンフランシスコで開催しました。このカンファレンスは普段からやりとりのあるDevOpsコミュニティメンバーを対象としており、主要な業界リーダーがスポンサーになっています。今回のswampUP 2019では、クラウドネイティブDevOps、エンタープライズ向けDevOps、DevSecOps、IoT向けDevOpsという4つのトラックを提供し、参加者は各自の興味があるセッションを選んで参加していました。
前回のswampUPから一年が経ち、今回は主要な新製品と戦略を発表できたことを非常に嬉しく思っています。
まったく新しいJFrog Unified Experienceとは
いつも話題になるswampUPの基調講演では、JFrogのCTOであるYoav LandmanとCPOのDror BereznitskyがDevOpsパイプライン全体を一つのレイヤーにまとめる全く新しいソリューションのベータ版をリリースしたことを明らかにしました。Artifactory、Xray、Mission Control、Insight、Distributionを含むすべてのJFrog製品は、1つのユーザインターフェイスで管理されます。さらにJFrogはサービス間でメタデータを共通化しているため、すべてのパッケージとセキュリティデータで利用できます。Unified ExperienceはJFrog製品のデフォルトとして2019年後半から提供されます。
JFrog Pipelineの紹介
2019年初頭にShippableを戦略的に買収した後、JFrogは人気のあるCI/CD技術をJFrog Enterprise+ プラットフォームに統合して「JFrog Pipelines」と名付けました。これはEnterprise+プラットフォームとシームレスに統合され、コーディングからデプロイされるまでのすべての開発段階を自動化するエンドツーエンドのツールです。他のCI/CDツールとは異なり、JFrog PipelinesはCI CDパイプラインの中心に配置され、単一のサービスを無限に拡張でき、組織全体のDevOpsワークフローを広くサポートできます。
究極のパイプラインセキュリティ
人気のDevOpsパイプラインセキュリティスキャンであり、コンプライアンスツールでもあるJFrog Xrayは、DevSecOpsへの移行をスピードアップするために注力しています。今年初めに主要な脆弱性セキュリティ企業であるRisk Based Security(RBS)と提携し、JFrog Xrayは業界スタンダードな脆弱性データベースとして有名なVulnDBと完全に統合されました。すべてのJFrogユーザは、追加料金なしですぐにXrayでVulnDBのセキュリティチェックを使用できます。
swampUPは、プラチナスポンサーのAWS、Google Cloud、IBM、DoIT、CircleCI、そしてゴールド、シルバー、スタートアップの各スポンサーを含む、業界をリードする名だたるDevOps企業によって支えられています。来年のご参加を心よりお待ちしております。