LINEヤフー株式会社 数千人の開発者を支える、安定したリリース基盤をJFrogで実現
本最大級のテック企業・LINEヤフー株式会社は、数千人規模の開発者が日々利用する開発環境において、複数の言語やOSごとに異なるパッケージマネージャーの管理負担、キャッシュ取得の遅さによるビルド時間の増加、HA構成がない運用などの課題を抱えていました。
これらを解決するために、同社は JFrog Platform Enterprise+ Self-Hosted を導入。
JFrog Artifactoryによるパッケージ管理の統合とキャッシュ化で、開発からリリースまでのプロセスを自動化・高速化。
さらに、JFrog Xrayによるリアルタイム脆弱性スキャンで、開発初期段階からセキュリティを確保しました。東西データセンター間のフェデレーション構成により、災害時でも止まらない堅牢な基盤も実現しています。
また、安全かつセキュリティの高いプロダクトを顧客に提供するため、同社はJFrog XrayのDockerイメージスキャン機能およびOSS脆弱性スキャン機能を活用し、製品の脆弱性検出能力を大幅に強化しました。JFrogArtifactoryと統合することで、Xrayはリアルタイムで潜在的なリスクを分析し、一般的な脆弱性データベースでは提供できないプレリリース段階の脆弱性情報も含めた詳細なインサイトを提供し、プロダクトリリースまでに問題を解決できる仕組みを構築しています。
本事例の詳細について、ぜひPDFをダンロードし、ご確認いただけたら幸いです。
「オリジナルのパッケージマネージャーから汎用的なパッケージマネージャーに移行したことにより、学習コストが削減されました。また、パッケージマネージャーの使い方はインターネット上に公開されているので、社内の問い合わせも低減しました。CI/CDの速度も、リリース速度も向上し、ユーザーにもメリットをもたらすことができました」
— 中原 健志氏(Artifacts Managementチーム)

「BCP(事業継続計画)対策プロジェクトの推進にあたり、JFrog日本チームのアカウントマネージャーおよびテクニカルサクセスマネージャーの皆様には、非常に手厚いご支援をいただいています。プロジェクトの初期段階から、上流のアーキテクチャ設計レビューに始まり、実際の環境構築作業の実施に至るまで、フルサポート体制で伴走いただきました。現場の開発業務に支障をきたさないよう、構成のテストや設定変更などの作業は主に週末(土日)に実施しましたが、その際もJFrogチームは常に寄り添って対応くださり、安心してアップデート作業を進めることができました。
このような手厚い支援体制により、BCP対応の要となる安定・堅牢な基盤を確立することができました。
今後も引き続き、緊密な連携のもと、さらなる強化を進めてまいります。」
— 國府田 一輝氏(Artifacts Managementチーム)



